2008年7月27日日曜日

工程変更

油性離型剤を進める上で、水溶性離型剤から油性離型剤に変更する場合に
工程変更を求められる事が有る事です。
このブログで、工程変更のやり方などの説明は出来ません!
メーカーによりやり方や考え方が違う為、この場で「これだ!!」とは言えません。
前にも書きましたが、油性離型剤を使う上で、金型温度が上昇する為、
強度を必要とする製品に関しては、注意をする必要が有るでしょう。
既存の製品に対しては、冷却を追加したり、冷却水流量を多くしたりして
金型温度の上昇を防ぐ必要が有るし、サーモグラフィーなどで金型温度が何度まで
上昇するか?を確認して行く必要が有ります。
新製品に関しては、金型設計の段階から温度上昇部分を特定しなければならないので
困難と言えば困難ですが、今は流動解析なる物が有るので、これを使って特定するのと
人の感も取り入れて金型をまず製作する事から始めでしょう。
金型温度が上昇すると思われる部分に、とにかく冷却を入れる。
温度が上がらなければ、冷却水を止めればよいのだから。

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