2008年7月25日金曜日

量産品を油性離型剤で行うと!

油性離型剤を使って鋳造すると「金型クラックの発生が遅くなります。」
5000ショットで出ていた物が、200000ショット程度まで金型が持ちますから
一つの部品を大量生産する所で、自社製品で有る所では、金型の更新費用が低減されます。
金型面数を水溶性離型剤を使っていたときよりも少なく出来るからです。
金型更新面数を少なく出来るメリットは、
1,鋳造工場でのトライ回数が減る
2,トライをした製品寸法測定が減る(3次元測定など)
3,トライに携わる人の時間が減る

金型修理、製品手直しに付いては。
4,金型メンテのクラック修正回数が減る
5,外に出すクラック修正回数が減る
6,社内の製品仕上げで有る製品のクラック修正も減る

この部分は、あまり金額で計算している所が少なく、
主に、隠されてた目に見えない部分のお金です。
(実際、以前の会社はお金勘定が出来ていませんでした)
やってみると、思わぬメリットが出て来て、儲からない商品が
突然儲かる商品に変身する事も有ります。

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