2008年7月23日水曜日

上海で!

ダイカストの話でも、上海にいる事をお伝えしましたが、
ダイカスト工場の廃液処理で、一般の水溶性離型剤の出量と油性離型剤の出量とを
説明して、DVDで出量が映っている映像を見せて中国人の方のコメントは、
「すばらしい」「この様な装置を中国で販売したら、すぐに偽物ができて、売れなくなる」
中国と言う国の癖なのか?国民性なのか?偽物に対する事がすぐに出てきます。
私が偽物に関する回答をした訳ですが、「画像だけで見て、その部分の偽物はできるかも
わからないけど、ダイカストをしたときに製品ができるかどうか?多分できないと思う」
「なぜなら!金型の冷却方法、冷却水の問題等の知識が無ければ鋳造できないから」
「やれるもんならやってみな」と強気の回答をしたのですが、
ブログで、「ダイカストの話」「油性離型剤」の事を書いてきましたが、
装置を導入して、「やれますよ」と言う物ではないからです。
それなりのダイカストの知識、金型の知識がないと一歩踏み出せないのは事実です。
又、困っているかどうか?です。
排水処理の問題で困っているか?
金型のクラックの問題で困っているか?
鋳造品質の問題で困っているか?
困らなければ、進まない!排水処理をまだ垂れ流しで良い国で有れば、
垂れ流しの方がコストはかからないし、離型剤の量を少なくする考えも出てこないでしょう。
金型にクラックが出たら、安い給料の人を雇って取れば良い。
不良が出たら、その分多く鋳造すれば良い。
まだまだですね!!

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