2008年7月7日月曜日

金型冷却方法

別ブログの「ダイカストの話し」のなかで冷却水の話しは
色々書いていますが、http://diecastingstorydms.blogspot.com/
冷却方法の中で、
1.水を普通に押冷却
2.水を強力に押冷却
3.水を引く冷却
4.押、引くが有る中で、ダイカストマシンより信号を受け
  その信号から数秒間冷却水を押したり、引いたりするやり方。
  (ウォータートランスファーと言うらしい)
上記4つのやり方を、1つの金型に組み入れ冷却を行うと非常に良い
結果が得られます。
油性離型剤にて、「スライドが多い金型がやりやすい」と前頁に書きましたが
スライドのピン冷却に、強く押やり方の冷却装置を使い、ウォータートランススァー
機能を使って冷却を行うとよいです。
要するに、金型の温度コントロールを行うわけですが、金型冷却の中には
「冷えすぎる」部分が、1箇所か2箇所は有ると思います。
冷却水を止めると焼き付き、カジリが出るし、水を通してもカジリがでるし!
その様な部分は、冷却水を絞り流量を調整して鋳造を行ったりしていると思いますが。
このやり方ですと、「再現性」が無く「総合の金型冷却水流量変化についていけない」
安定しない!!と言う事です。
冷却水を強く押、引く冷却装置のウォータートランスファー機能を使うと楽に
コントロールできるし、再現性と安定した鋳造が出来ます。

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