2008年7月9日水曜日

金型の冷却方法2

別のブログ「ダイカストの話し」の話題をダブリますが。
分流子、固定スリーブの冷却方法で、品質保証立場からも、
「冷却水は、負圧で引いた方が良い」と言う事です。
鋳造中に固定スリーブが割れたり、分流子にヒビが入って
冷却水漏れで困ることが有ります。
固定スリーブ、分流子は金型の部位でも常に、高圧、高熱に
さらされる部分で、いつ割れて冷却水漏れが出るかも解らない状態です。
又、固定スリーブに関しては、大半が焼き嵌めで作られており、この焼き
嵌めが弱い場合、常に水漏れに悩ませられる部分です。
水漏れを確認するにも、金型が冷えてる段階で水漏れチェックをしても、
金型が暖まって来ると水漏れが出てきたりします。
そんな、不安定だ部分には、負圧で引く冷却装置で金型を冷やした方が
得策です。

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