2009年1月27日火曜日

今年油性離型剤は!どうなる?

新年が明けて、「明るい年か?」「暗い年か?」と聞かれれば、暗い話題が多い09年度で丑年です。
1月に数社のお客さんに、油性離型剤の話しをしてきました。前にも書きましたが、油性離型剤を使えば良くなるメリットを説明したのですが、「今、現状の状態では出来ない」「仕事量が増えたら考えましょう」と言う話になります。現状が100年に1度有るか?無いか?の不況だからでしょう!
しかし、「忙しくても出来ない」「暇でも出来ない」と言っているように聞こえるのですが?どの様な状況になれば出来るのか?を聞いてみたいと思います。まー、先が見えないから動けないと思うのだが。
しかし、興味が有る会社は多いですね!自動車関係とかは。ガス器具関係の会社が本当は油性離型剤を取り組めば良いと思うのだが、アポが無いですねー!私もガス部品のシート面、シール面のクラックで泣いていましたし、圧検漏れ(内部巣)で相当不良を出した物です。ガス部品で手が付けやすいのは、スライドが多く製品の大きさのわりに、金型が大きい物は、(金型温度が上がりにくい製品)油性離型剤鋳造にスムーズに移行出来そうですが。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

油性をやりたくても会社が許してくれないというところが多いのでしょうか??

ダイカストの話し さんのコメント...

会社と言っても、ダイカストメーカーの親会社ですねー。品質管理上「工程変更届け」がまず出てきます。
油性離型剤を使った時と、水溶性離型剤を使ったときに予想される不良は?何か?など!強度、寸法に関して長い時間のテストを要求されます。
しかし、新商品に関しては最初から「油性離型剤」で鋳造する届けを出せば良いのですが、「うまく鋳造出来ないから、水溶性に変更する!」と言う事になれば、「工程変更」が出てくる訳です。量産品、これから量産する製品に対して、実績が無いものは、なかなか認めて頂けないし、「工程変更」した事で、生産ラインが止まったりした場合、一個人の意見、考えだけではなかなか進まないのは確かな所です。「許す」「許さない」と言うより、「絶対油性離型剤で行ける!」と言い切り生産ライン、品質も責任が取る事が出来れば、もっと油性離型剤は広まると思っています。「品質保証」ですね!