2008年8月31日日曜日

油性離型剤を始める時

油性離型剤を使って鋳造を始める時は、前に何回も書きましたが、「少量塗布」と言う事を前提にしないとダメです。油性離型剤は「高価」で有る事も以前書きましたが、だいたい1㍑4000円から2000円の幅で販売されていると思います。1cc 4円~2円と言う事になりますが、1ショットあたり2ccとすると8円~4円の離型剤コストが発生すると言う事です。
今の世の中で、鋳造費が安くなる一方で、離型剤にコストがかけれない時代です。
油性離型剤の量は、1cc以下(125㌧~250㌧クラス)で行わないと多分値段が合ってこないと思うのだが!たくさん塗布しているところが多いですね。
少量塗布は、スプレーシステムから選択しないと出来ませんね。
スプレーシステムに少量吹き付けられる機能が無いことには、なかなか難しいです。
離型剤にかかるコストですが、廃液処理であり金型クラック修正費の事を考えると意外と8円、10円でも「安い」と言う結果が出たりして!!
廃液処理も、金型からの水漏れで有り、冷却ホースが抜けた事を知らないで鋳造を続ければ、漏れた水が廃液になりますが、カプラー等でしっかり抜けない様な工夫も必要かと思います。

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