2008年8月22日金曜日

金型の表面処理

金型の表面処理に付いては、現状色々な物が有り、カタログ値であり営業マンの説明であり、色々聞いて試して見ましたが、結果は??あまり良く解らない。
ダイカストメーカーによっては、高価な表面処理を行っている会社も有りますが、私自身の経験値で言えば、金型の溶損の進行が遅れる程度かな!くらいです。
油性離型剤を使う場合、金型のクラック発生に付いては良くなる事は以前にも書きましたが、
溶損等に付いては、ゲート速度が非常に関係してくると考えます。
(製品によっては、ゲート断面積が取れない物も有りますが)
油性離型剤を使って鋳造する物に関しては、普通の白層が形成しにくい表面処理で良いと考えます。
射抜きピン等に関しては、場所によりそれなりのコーティングで有るとか、表面処理を行えば良いと考えます。言い方を変えれば、油性離型剤を使用する事により、金型の表面処理を1ランク、2ランク落とせる事が言えます。

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