2010年2月16日火曜日
2009年6月8日月曜日
2009年6月7日日曜日
30年前の鋳造現場 Ⅱ
油性離型剤のブログの書き出しが、前回書いた「離型剤を灯油で希釈して塗布して、気分が悪くなった」話しだったと思います。
辛かったけど、懐かしく感じています。あの頃!!
工場の床がキレイで、今の様に、ペンキを塗っていたわけではないので、コンクリートの地のままでした。
しかし、今思うとキレイな床で有ったし、作業服も一週間位洗濯しなくても汚れなかった。
今は!!と言うと。床はスケートリンクの様にツルツル滑るし、作業服は汚い!!
毎日洗濯しなくてはならないほど。(真夏の汗をかいた時は別ですよ!潔癖症の人も別ですよ。)
特に、ツルツルした床は、歩くのにコツがいる。いっそ、スケート選手の様に、腕を横に振って滑る様にして歩く。そんな歩き方が一番良かったりして。まー!!油性離型剤に変えて行くと、それが少なくなりますよ。と言う話しです。
辛かったけど、懐かしく感じています。あの頃!!
工場の床がキレイで、今の様に、ペンキを塗っていたわけではないので、コンクリートの地のままでした。
しかし、今思うとキレイな床で有ったし、作業服も一週間位洗濯しなくても汚れなかった。
今は!!と言うと。床はスケートリンクの様にツルツル滑るし、作業服は汚い!!
毎日洗濯しなくてはならないほど。(真夏の汗をかいた時は別ですよ!潔癖症の人も別ですよ。)
特に、ツルツルした床は、歩くのにコツがいる。いっそ、スケート選手の様に、腕を横に振って滑る様にして歩く。そんな歩き方が一番良かったりして。まー!!油性離型剤に変えて行くと、それが少なくなりますよ。と言う話しです。
2009年6月1日月曜日
30年前の鋳造現場
30年前、私は「栄興社」と言う所の「職業訓練生」でした。
けして、優秀な方では無く、20代近い若者がやるような事をやっていました。
(川口駅から京浜東北線で新宿まで、途中で池袋で乗り換えたかな)
東京があこがれの町で、20分程度で新宿へ行ける町、川口市が好きでした。
土曜の午後5時、作業終了の合図が鳴れば、鋳造機から離れる。しかし、ダイカストて、溶解した溶湯を処理しなくてはならない。(あの当時、丸炉でした)100㌔位の溶解炉、くみ出すのが、5時のチャイムが鳴ってから!!しかし、頭使ったね、あの頃!(いいかげんだった事も有る)午後4時には、溶解炉に材料を入れない。(くみ出すのが嫌だから)鉄るつぼで、半分くらい溶湯が残っていてもOKでした。(割れないから)そんな段取りを昼休み頃から、仲間連中と話しながら、頭がフル回転!!いかに早く新宿に行くか?道具の片付け、溶湯のくみ出し、機械の掃除、鋳造をやりながらやっていた記憶がある。
色々なお客さんと話しをしていると、そんな話しを思い出します。
さてさて、油性離型剤の話しになりますが、
「Eカメラシャーシ」と言う鋳造製品が有り、とにかくスケルトン、骨のダイカスト品。カメラの骨組みをダイカストでやっていました。それに使っていた離型剤が、油性離型剤で、外形にして2㎜程度の四角い骨を組み立てた様な形の製品を鋳造するのですが、金型温度が上がらない。水溶性離型剤を使ってハンドスプレーで鋳造しても金型温度が上昇しないから、鋳造出来ない。だから油性、四角い筐体ですから、センター射出。30年前!!理屈に合っていたな?と思うことが有る。次回!!
けして、優秀な方では無く、20代近い若者がやるような事をやっていました。
(川口駅から京浜東北線で新宿まで、途中で池袋で乗り換えたかな)
東京があこがれの町で、20分程度で新宿へ行ける町、川口市が好きでした。
土曜の午後5時、作業終了の合図が鳴れば、鋳造機から離れる。しかし、ダイカストて、溶解した溶湯を処理しなくてはならない。(あの当時、丸炉でした)100㌔位の溶解炉、くみ出すのが、5時のチャイムが鳴ってから!!しかし、頭使ったね、あの頃!(いいかげんだった事も有る)午後4時には、溶解炉に材料を入れない。(くみ出すのが嫌だから)鉄るつぼで、半分くらい溶湯が残っていてもOKでした。(割れないから)そんな段取りを昼休み頃から、仲間連中と話しながら、頭がフル回転!!いかに早く新宿に行くか?道具の片付け、溶湯のくみ出し、機械の掃除、鋳造をやりながらやっていた記憶がある。
色々なお客さんと話しをしていると、そんな話しを思い出します。
さてさて、油性離型剤の話しになりますが、
「Eカメラシャーシ」と言う鋳造製品が有り、とにかくスケルトン、骨のダイカスト品。カメラの骨組みをダイカストでやっていました。それに使っていた離型剤が、油性離型剤で、外形にして2㎜程度の四角い骨を組み立てた様な形の製品を鋳造するのですが、金型温度が上がらない。水溶性離型剤を使ってハンドスプレーで鋳造しても金型温度が上昇しないから、鋳造出来ない。だから油性、四角い筐体ですから、センター射出。30年前!!理屈に合っていたな?と思うことが有る。次回!!
2009年5月1日金曜日
充填時間!凝固時間!
充填時間には、3種類くらい計算のやり方が有るようです!
(私の知る限り)一般的な計算方法は、充填時間=充填体積/流量。
(充填体積=充填重量/2.7)(流量=チップ断面積×高速速度)
*充填重量は、ゲートから先の重量。製品部とオーバーフロー部、ガスベント部を足し た重量。
充填時間の話をすると、凝固時間の話が出てきますが、製品の肉厚により、凝固時間を算出するのは難しいと思うし、私自身が算出方法を知らない。流動解析ソフトを使えば出来るかも?知れませんが?ここでは、凝固時間に触れないで書きます。
充填時間に関して、金型温度が高く均一になれば充填時間が長くても湯回りの良い鋳造品が出来る。初めて油性離型剤を使い、鋳造した時に湯回りが良くなった事と、
ヒケ割れが無くなった事には、驚いた経験が有ります。水溶性離型剤と同じ条件で、「湯回りが良くなった」「ヒケ割れが無くなった、少なくなった」現象を説明するには、充填時間が大きく関係していると考えます。多くは金型設計段階で、充填時間、ゲート速度、スリーブ充填率など計算しないで金型製作をしているから、湯回りが悪い製品を油性離型剤を使って鋳造すると良い結果が大抵でます。
(キャビティー内のガス抜きが出来ていない金型は別ですよ!)
この現象を応用すると、射出速度を遅くする事が出来る。増圧力を低く設定出来る。ゲート速度を遅く設定出来る。(射出速度を遅くしてもゲート速度は遅くなる)
溶解温度を低く出来る。
逆に超高速マシンを使い、高速速度を10m/sで鋳造すると、おもしろい結果が出るかも??(超高速で鋳造する時は、ゲート速度に注意!!)高品質なダイカスト品が出来たりして??私もまだやったこと無いけど。
(私の知る限り)一般的な計算方法は、充填時間=充填体積/流量。
(充填体積=充填重量/2.7)(流量=チップ断面積×高速速度)
*充填重量は、ゲートから先の重量。製品部とオーバーフロー部、ガスベント部を足し た重量。
充填時間の話をすると、凝固時間の話が出てきますが、製品の肉厚により、凝固時間を算出するのは難しいと思うし、私自身が算出方法を知らない。流動解析ソフトを使えば出来るかも?知れませんが?ここでは、凝固時間に触れないで書きます。
充填時間に関して、金型温度が高く均一になれば充填時間が長くても湯回りの良い鋳造品が出来る。初めて油性離型剤を使い、鋳造した時に湯回りが良くなった事と、
ヒケ割れが無くなった事には、驚いた経験が有ります。水溶性離型剤と同じ条件で、「湯回りが良くなった」「ヒケ割れが無くなった、少なくなった」現象を説明するには、充填時間が大きく関係していると考えます。多くは金型設計段階で、充填時間、ゲート速度、スリーブ充填率など計算しないで金型製作をしているから、湯回りが悪い製品を油性離型剤を使って鋳造すると良い結果が大抵でます。
(キャビティー内のガス抜きが出来ていない金型は別ですよ!)
この現象を応用すると、射出速度を遅くする事が出来る。増圧力を低く設定出来る。ゲート速度を遅く設定出来る。(射出速度を遅くしてもゲート速度は遅くなる)
溶解温度を低く出来る。
逆に超高速マシンを使い、高速速度を10m/sで鋳造すると、おもしろい結果が出るかも??(超高速で鋳造する時は、ゲート速度に注意!!)高品質なダイカスト品が出来たりして??私もまだやったこと無いけど。
2009年3月31日火曜日
水溶性離型剤てどこがいいの?
「水溶性離型剤てどこがいいの?」の問いかけに「水溶性離型剤てすばらしい!」「水溶性離型剤は未来の離型剤だ」「水溶性離型剤に変わる物はない」と答えられる人はいるのでしょうか?私自身のダイカスト人生は油性離型剤がスタートでした。赤い缶で「日米」と書かれて、中の液体は赤い色。かれこれ、30年位前の事だから記憶が定かでは無いのですが、灯油で薄めて、カメラシャーシ(四角い形で骨だけの形状でした)と言う部品を鋳造していました。(栄興社の時代)又、日米のハンドガンを使って吹いていたから、大量に離型剤が塗布されて、気分が悪くなっていました。その頃、「水溶性離型剤に変えてくれー」と言っていたのを覚えています。しかし、水溶性離型剤だと鋳造出来なかったんですねー(製品が骨まるけだから)(型温が上がらないから)それから、銅パイプ式の自動スプレーに変わり、機械回りへの離型剤の飛び散りにより、いつも床がベトベト、ぬるぬるしていました。ダイカストマシンもベトベトして故障が増えたのも確かです。そして、ノズルがいつも詰まって離型剤が出なくなる。出なくなって、焼き付きが出、取られが発生して、生産性が悪化する。あの自動スプレー装置て?生産性を向上させる道具だったのでは??今思うと、悪化させた道具の様に思う。物の見方として、色々な切り口が有ると思うが、切り口を変えた形で見ると「品質の保証がどこにも無い」と言う言い方になるのかな!銅パイプ式スプレーを作ってみえるメーカーで、この「品質の保証」に付いて答えられる所が有れば聞いて見たい気もします。(多分答えられないと思います。made in Japanに対する定義は色々有りますが、少なくともダイカストでmade in Japanは語れない。今現在!(一部の高品位ダイカストは別ですが)金太郎飴の方がよほど上手く出来てると思うときが有る。made in Japanて海外で人気が有るんです。日本人は嫌いだけど、日本製は好きなんです。少し脱線!!水溶性離型剤でやはり良い思いは無いですね、いつもトラブルと隣り合わせで、油性離型剤でも、使い続けると同じ様な問題が起きるのかな?と私が言っていては話にならないのですが、当社のスプレーシステムはmade in Japanです。品質保証が出来てます。
2009年3月29日日曜日
水溶性離型剤の悪さ
タイトルに「水溶性離型剤の悪さ」と付けましたが、前にも書いた事が有ると思いますが、
「圧迫腐食」と言うか「電解腐食」と言いますか!ダイプレートの金型取り付け面(金型と接触している部分)が腐る!腐食する。腐食するとどうなるのか?と言うと腐食が進行した場合、ダイプレートの平面度が出なくなりバリの問題で有るとか、寸法が出ない問題が出て来ます。せっかく精度の良い金型を作っても、バリが出てしまう、寸法が出ない問題が発生し、金型を直しても、直してもおかしな方向に行ってしまい、金型を作る方も困ってしまいます。真空鋳造にしても効果が出ない、効果に対してばらつきが出て来ます。
水溶性離型剤を使う以上問題がつきまといます。以前勤めていた会社では、型替えをする都度、ダイプレートの表面にイモ グリスを塗っていましたが、ベトベト感が常に有り、ダイプレートへのバリの付着、作業服の汚れなどお薦めできる物では有りません。(効果は有る)錆の問題で、タイバーナットが錆びて取れないなどの問題もでてきます。「錆びる前に時々緩めてグリスをさす」と言う指導も有りましたが、緩めれば4本のタイバーの伸びの測定もやらなくてはならない、正確に伸び測定が出来るか?も心配になって来ます。
油性離型剤を使えば、電解腐食が無く問題がなくなるか??タイバーナットの問題以外は解決出来ると思いますが、金型冷却水の漏れなどが有れば、電解腐食が起きます。金型からジャバジャバ冷却水が漏れて、タイバー、ダイプレートを濡らして鋳造している会社を見ますが、水溶性離型剤以前の問題で有り、その会社は、腐食の問題が解っているのでしょうか?
「圧迫腐食」と言うか「電解腐食」と言いますか!ダイプレートの金型取り付け面(金型と接触している部分)が腐る!腐食する。腐食するとどうなるのか?と言うと腐食が進行した場合、ダイプレートの平面度が出なくなりバリの問題で有るとか、寸法が出ない問題が出て来ます。せっかく精度の良い金型を作っても、バリが出てしまう、寸法が出ない問題が発生し、金型を直しても、直してもおかしな方向に行ってしまい、金型を作る方も困ってしまいます。真空鋳造にしても効果が出ない、効果に対してばらつきが出て来ます。
水溶性離型剤を使う以上問題がつきまといます。以前勤めていた会社では、型替えをする都度、ダイプレートの表面にイモ グリスを塗っていましたが、ベトベト感が常に有り、ダイプレートへのバリの付着、作業服の汚れなどお薦めできる物では有りません。(効果は有る)錆の問題で、タイバーナットが錆びて取れないなどの問題もでてきます。「錆びる前に時々緩めてグリスをさす」と言う指導も有りましたが、緩めれば4本のタイバーの伸びの測定もやらなくてはならない、正確に伸び測定が出来るか?も心配になって来ます。
油性離型剤を使えば、電解腐食が無く問題がなくなるか??タイバーナットの問題以外は解決出来ると思いますが、金型冷却水の漏れなどが有れば、電解腐食が起きます。金型からジャバジャバ冷却水が漏れて、タイバー、ダイプレートを濡らして鋳造している会社を見ますが、水溶性離型剤以前の問題で有り、その会社は、腐食の問題が解っているのでしょうか?
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