tag:blogger.com,1999:blog-78334686305067014372024-03-06T15:16:03.835+09:00ダイカスト 油性離型剤油性離型剤を用いて、ダイカストするやり方を紹介していきます。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.comBlogger38125tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-7066861388204424942010-05-30T22:22:00.002+09:002010-05-30T22:35:00.488+09:00油性離型剤での金型早期クラックあれから、数か月!材料メーカー、焼き入れメーカー、金型メーカー色々会議?を開いてやってきました。<br />「何が進歩したの?結論が出たの?問題はなんだったの?」解らずじまいで数カ月。<br />昨日、サーモグラフィーを使い、早期クラックが出た金型温度を測定しました。<br />問題ない温度!!<br />後日、機会が有ったら、その温度に関してコメントを掲載します。<br />しかし!金型でもそうですが!!<br />① 金型材料を作るだけ!<br />② そのい金型材料を使って焼き入れをするだけ!<br />③ その金型材料で金型を作るだけ!<br />④ 問題意識もなく鋳造するだけ!<br />材料メーカーH社さん、中国メーカーの材料と変わらないのでは??<br />疑問が最近出てきています。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-15452437140449431652010-03-11T18:53:00.003+09:002010-03-11T19:07:17.592+09:00金型クラック油性離型剤を使って、ある製品を立ち上げたのですが、5000ショットも鋳造しないうちに、クラックが発生!おまけに、製品形状部も欠けが出て、溶接修正する始末。<br />水溶性離型剤で鋳造していた時よりも酷い状態になっています。<br />今まで、何十型と油性離型剤で立ち上げて来た中で、初めての経験です。<br />油性離型剤で鋳造すると、クラックの発生は水溶性に比べおそいですよー!!と言っている事がウソになってしまいます。<br /><br />金型製作メーカーと焼き入れメーカー、材料メーカーに来て頂き、状況を説明したのですが!今までの経験上、<br />結論、責任工程が特定出来ないまま、闇の中へ葬られるか??<br />この様な経験をお持ちの方はいらっしゃいますか?ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-41246240184516074412010-02-16T13:12:00.002+09:002010-02-16T13:16:00.214+09:00マグネの鋳造先日、油性離型剤を使って、マグネシュームの鋳造をしました。「アルミより簡単かも!」水溶性離型剤でマグネの鋳造を行った時よりは、意外に意外!!簡単にできてしまいました。これ!いいかも!ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-35327633572277218632009-06-08T22:05:00.002+09:002009-06-08T22:09:33.565+09:00床のツルツル前回、床がスケートリンクと言う表現で書きましたが、スケートリンクになる要因として、<br />金型冷却水の大量漏れも原因ですので、付け加えます。<br />離型剤とトグル潤滑油とが混ざって床に流れ落ちるほどの大量漏れが有ると悲惨な状態になりますね!!知って見えると思いますが。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-62800720266887657592009-06-07T23:39:00.001+09:002009-06-07T23:41:29.511+09:0030年前の鋳造現場 Ⅱ油性離型剤のブログの書き出しが、前回書いた「離型剤を灯油で希釈して塗布して、気分が悪くなった」話しだったと思います。<br />辛かったけど、懐かしく感じています。あの頃!!<br />工場の床がキレイで、今の様に、ペンキを塗っていたわけではないので、コンクリートの地のままでした。<br />しかし、今思うとキレイな床で有ったし、作業服も一週間位洗濯しなくても汚れなかった。<br />今は!!と言うと。床はスケートリンクの様にツルツル滑るし、作業服は汚い!!<br />毎日洗濯しなくてはならないほど。(真夏の汗をかいた時は別ですよ!潔癖症の人も別ですよ。)<br />特に、ツルツルした床は、歩くのにコツがいる。いっそ、スケート選手の様に、腕を横に振って滑る様にして歩く。そんな歩き方が一番良かったりして。まー!!油性離型剤に変えて行くと、それが少なくなりますよ。と言う話しです。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-80749980499784692122009-06-01T22:38:00.003+09:002009-06-02T09:53:54.935+09:0030年前の鋳造現場30年前、私は「栄興社」と言う所の「職業訓練生」でした。<br />けして、優秀な方では無く、20代近い若者がやるような事をやっていました。<br />(川口駅から京浜東北線で新宿まで、途中で池袋で乗り換えたかな)<br />東京があこがれの町で、20分程度で新宿へ行ける町、川口市が好きでした。<br />土曜の午後5時、作業終了の合図が鳴れば、鋳造機から離れる。しかし、ダイカストて、溶解した溶湯を処理しなくてはならない。(あの当時、丸炉でした)100㌔位の溶解炉、くみ出すのが、5時のチャイムが鳴ってから!!しかし、頭使ったね、あの頃!(いいかげんだった事も有る)午後4時には、溶解炉に材料を入れない。(くみ出すのが嫌だから)鉄るつぼで、半分くらい溶湯が残っていてもOKでした。(割れないから)そんな段取りを昼休み頃から、仲間連中と話しながら、頭がフル回転!!いかに早く新宿に行くか?道具の片付け、溶湯のくみ出し、機械の掃除、鋳造をやりながらやっていた記憶がある。<br />色々なお客さんと話しをしていると、そんな話しを思い出します。<br /><br />さてさて、油性離型剤の話しになりますが、<br />「Eカメラシャーシ」と言う鋳造製品が有り、とにかくスケルトン、骨のダイカスト品。カメラの骨組みをダイカストでやっていました。それに使っていた離型剤が、油性離型剤で、外形にして2㎜程度の四角い骨を組み立てた様な形の製品を鋳造するのですが、金型温度が上がらない。水溶性離型剤を使ってハンドスプレーで鋳造しても金型温度が上昇しないから、鋳造出来ない。だから油性、四角い筐体ですから、センター射出。30年前!!理屈に合っていたな?と思うことが有る。次回!!ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-6535962479993709552009-05-01T14:14:00.003+09:002009-05-01T14:59:06.494+09:00充填時間!凝固時間!充填時間には、3種類くらい計算のやり方が有るようです!<br />(私の知る限り)一般的な計算方法は、充填時間=充填体積/流量。<br />(充填体積=充填重量/2.7)(流量=チップ断面積×高速速度)<br />*充填重量は、ゲートから先の重量。製品部とオーバーフロー部、ガスベント部を足し た重量。<br /><br />充填時間の話をすると、凝固時間の話が出てきますが、製品の肉厚により、凝固時間を算出するのは難しいと思うし、私自身が算出方法を知らない。流動解析ソフトを使えば出来るかも?知れませんが?ここでは、凝固時間に触れないで書きます。<br />充填時間に関して、金型温度が高く均一になれば充填時間が長くても湯回りの良い鋳造品が出来る。初めて油性離型剤を使い、鋳造した時に湯回りが良くなった事と、<br />ヒケ割れが無くなった事には、驚いた経験が有ります。水溶性離型剤と同じ条件で、「湯回りが良くなった」「ヒケ割れが無くなった、少なくなった」現象を説明するには、充填時間が大きく関係していると考えます。多くは金型設計段階で、充填時間、ゲート速度、スリーブ充填率など計算しないで金型製作をしているから、湯回りが悪い製品を油性離型剤を使って鋳造すると良い結果が大抵でます。<br />(キャビティー内のガス抜きが出来ていない金型は別ですよ!)<br />この現象を応用すると、射出速度を遅くする事が出来る。増圧力を低く設定出来る。ゲート速度を遅く設定出来る。(射出速度を遅くしてもゲート速度は遅くなる)<br />溶解温度を低く出来る。<br />逆に超高速マシンを使い、高速速度を10m/sで鋳造すると、おもしろい結果が出るかも??(超高速で鋳造する時は、ゲート速度に注意!!)高品質なダイカスト品が出来たりして??私もまだやったこと無いけど。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-29039640956513849932009-03-31T01:22:00.002+09:002009-03-31T02:01:08.002+09:00水溶性離型剤てどこがいいの?「水溶性離型剤てどこがいいの?」の問いかけに「水溶性離型剤てすばらしい!」「水溶性離型剤は未来の離型剤だ」「水溶性離型剤に変わる物はない」と答えられる人はいるのでしょうか?私自身のダイカスト人生は油性離型剤がスタートでした。赤い缶で「日米」と書かれて、中の液体は赤い色。かれこれ、30年位前の事だから記憶が定かでは無いのですが、灯油で薄めて、カメラシャーシ(四角い形で骨だけの形状でした)と言う部品を鋳造していました。(栄興社の時代)又、日米のハンドガンを使って吹いていたから、大量に離型剤が塗布されて、気分が悪くなっていました。その頃、「水溶性離型剤に変えてくれー」と言っていたのを覚えています。しかし、水溶性離型剤だと鋳造出来なかったんですねー(製品が骨まるけだから)(型温が上がらないから)それから、銅パイプ式の自動スプレーに変わり、機械回りへの離型剤の飛び散りにより、いつも床がベトベト、ぬるぬるしていました。ダイカストマシンもベトベトして故障が増えたのも確かです。そして、ノズルがいつも詰まって離型剤が出なくなる。出なくなって、焼き付きが出、取られが発生して、生産性が悪化する。あの自動スプレー装置て?生産性を向上させる道具だったのでは??今思うと、悪化させた道具の様に思う。物の見方として、色々な切り口が有ると思うが、切り口を変えた形で見ると「品質の保証がどこにも無い」と言う言い方になるのかな!銅パイプ式スプレーを作ってみえるメーカーで、この「品質の保証」に付いて答えられる所が有れば聞いて見たい気もします。(多分答えられないと思います。made in Japanに対する定義は色々有りますが、少なくともダイカストでmade in Japanは語れない。今現在!(一部の高品位ダイカストは別ですが)金太郎飴の方がよほど上手く出来てると思うときが有る。made in Japanて海外で人気が有るんです。日本人は嫌いだけど、日本製は好きなんです。少し脱線!!水溶性離型剤でやはり良い思いは無いですね、いつもトラブルと隣り合わせで、油性離型剤でも、使い続けると同じ様な問題が起きるのかな?と私が言っていては話にならないのですが、当社のスプレーシステムはmade in Japanです。品質保証が出来てます。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-59799860680874095372009-03-29T21:59:00.002+09:002009-03-29T22:30:07.223+09:00水溶性離型剤の悪さタイトルに「水溶性離型剤の悪さ」と付けましたが、前にも書いた事が有ると思いますが、<br />「圧迫腐食」と言うか「電解腐食」と言いますか!ダイプレートの金型取り付け面(金型と接触している部分)が腐る!腐食する。腐食するとどうなるのか?と言うと腐食が進行した場合、ダイプレートの平面度が出なくなりバリの問題で有るとか、寸法が出ない問題が出て来ます。せっかく精度の良い金型を作っても、バリが出てしまう、寸法が出ない問題が発生し、金型を直しても、直してもおかしな方向に行ってしまい、金型を作る方も困ってしまいます。真空鋳造にしても効果が出ない、効果に対してばらつきが出て来ます。<br />水溶性離型剤を使う以上問題がつきまといます。以前勤めていた会社では、型替えをする都度、ダイプレートの表面にイモ グリスを塗っていましたが、ベトベト感が常に有り、ダイプレートへのバリの付着、作業服の汚れなどお薦めできる物では有りません。(効果は有る)錆の問題で、タイバーナットが錆びて取れないなどの問題もでてきます。「錆びる前に時々緩めてグリスをさす」と言う指導も有りましたが、緩めれば4本のタイバーの伸びの測定もやらなくてはならない、正確に伸び測定が出来るか?も心配になって来ます。<br />油性離型剤を使えば、電解腐食が無く問題がなくなるか??タイバーナットの問題以外は解決出来ると思いますが、金型冷却水の漏れなどが有れば、電解腐食が起きます。金型からジャバジャバ冷却水が漏れて、タイバー、ダイプレートを濡らして鋳造している会社を見ますが、水溶性離型剤以前の問題で有り、その会社は、腐食の問題が解っているのでしょうか?ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-66043491304230696172009-01-27T16:06:00.004+09:002009-01-27T16:38:06.355+09:00今年油性離型剤は!どうなる?新年が明けて、「明るい年か?」「暗い年か?」と聞かれれば、暗い話題が多い09年度で丑年です。<br />1月に数社のお客さんに、油性離型剤の話しをしてきました。前にも書きましたが、油性離型剤を使えば良くなるメリットを説明したのですが、「今、現状の状態では出来ない」「仕事量が増えたら考えましょう」と言う話になります。現状が100年に1度有るか?無いか?の不況だからでしょう!<br />しかし、「忙しくても出来ない」「暇でも出来ない」と言っているように聞こえるのですが?どの様な状況になれば出来るのか?を聞いてみたいと思います。まー、先が見えないから動けないと思うのだが。<br />しかし、興味が有る会社は多いですね!自動車関係とかは。ガス器具関係の会社が本当は油性離型剤を取り組めば良いと思うのだが、アポが無いですねー!私もガス部品のシート面、シール面のクラックで泣いていましたし、圧検漏れ(内部巣)で相当不良を出した物です。ガス部品で手が付けやすいのは、スライドが多く製品の大きさのわりに、金型が大きい物は、(金型温度が上がりにくい製品)油性離型剤鋳造にスムーズに移行出来そうですが。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-39543175715381706282009-01-09T10:22:00.003+09:002009-01-09T10:24:01.677+09:00年賀状が有りました。<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdSAsGCewL1251La3v6qJS38KQjmBtcWJUtiYs6_6YS1ZQHBqFE2rN_ij5QOHyolFsatd_7IbO4pff1hm9rw4Sy95Vq0WuqH-QUZfb51RR27Vpc6gRxOct4oIjqWP238-MOGcQw_yMFk0/s1600-h/DMS+2009%E5%B9%B4.jpg"><img style="display:block; margin:0px auto 10px; text-align:center;cursor:pointer; cursor:hand;width: 216px; height: 320px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgdSAsGCewL1251La3v6qJS38KQjmBtcWJUtiYs6_6YS1ZQHBqFE2rN_ij5QOHyolFsatd_7IbO4pff1hm9rw4Sy95Vq0WuqH-QUZfb51RR27Vpc6gRxOct4oIjqWP238-MOGcQw_yMFk0/s320/DMS+2009%E5%B9%B4.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5289098291760745346" /></a><br />「ダイカストの話」の方にも年賀状を入れましたが、今年も、油性離型剤を使った鋳造に力を入れて行きたいと思います。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-66089855754999184202009-01-08T11:19:00.003+09:002009-01-08T11:26:50.569+09:00明けましておめでとうございます。明けましておめでとうございます。<br />油性離型剤を使っての鋳造で、今!この時に色々トライされてはいかがでしょうか?忙しい時には出来なかった事が、今できる!・・・・と思っていますが!なかなか話が出てきませんね!!!昔、不況だった頃「勝ち組」「負け組」と言う言葉がもてはやされた事が有りましたが、油性離型剤を使えば「勝ち組になる」とは言いません。油性離型剤を使って出てきた効能を利用すれば「勝ち組」になると考えますが、会社の経営に関わる人は、「解っちゃいるけど手がつけられない」と言った所でしょうか?ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-77237011037558119122008-12-22T17:45:00.003+09:002008-12-22T18:01:12.968+09:00この不景気で!あのトヨタが「赤字」です。信じられない様な現象ですが、事実らしい。2兆円もの利益を上げていた会社が、今回のアメリカ初の金融危機で赤字に転落。アメリカにいかに依存していたかが浮き彫りになりますし、<div>「あれだけの利益が出てたのになぜ?赤字になるの」とじっくり聞いてみたくなります。書店で「トヨタの経営学」など色々有りますが、本当はたいしたことは無くて、下請けをコストを叩いて利益を上げていたのかな?</div><div>いずれにしても、神話が崩れだした次第です。トヨタの下請け企業にもさらなるコストダウンを要請したとか!ここに来てコストダウンとは!!トヨタの仕事をしていたから倒産した!と言う所が出てくるのでは?</div><div>トヨタ離れが始まるか?中部地区で仕事をする人にとっては、心配な所です。コストダウンと来ると、油性離型剤での鋳造が良いと思うのだが、今どこの会社も余裕が無い!「作業改善するから仕事をくれ」と言われそうです。仕事が無いのに、どう?コストダウンするのかな?</div>ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-2734158834968007162008-12-10T21:11:00.002+09:002008-12-10T21:13:16.975+09:00Pudong Now!をリンク先に追加しました。<span class="Apple-style-span" style="font-family: 'MS PGothic'; "><div style="border-top-width: 0px; border-right-width: 0px; border-bottom-width: 0px; border-left-width: 0px; border-style: initial; border-color: initial; margin-top: 0px; margin-right: 0px; margin-bottom: 0px; margin-left: 0px; padding-top: 3px; padding-right: 3px; padding-bottom: 3px; padding-left: 3px; width: auto; font: normal normal normal 100%/normal Georgia, serif; text-align: left; ">私の、第二の「ふるさと」で有る、中国 上海に駐在する人のブログをリンク先に取り入れました。<div>Pudong Now!漢字で書くと、「浦東の今」ですか!!良くテレビで、中国 上海の映像が映し出されますが、テレビ塔が立っている所が、上海 浦東(プートン)です。一休日記など、中国、上海の移り変わりがおもしろおかしく書いて有ります。私も、上海に駐在経験が有る中で、おもしろく読まさせて頂いています。興味が有る方は、クリックしてみてください。</div></div></span>ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-72723230215694129142008-12-04T02:14:00.002+09:002008-12-04T02:20:19.261+09:00油性離型剤ブログ色々書いて来ましたが、「油性離型剤に付いてネタがなくなったのではないのか?」の指摘が入りましたが、「違います」と言いたい。ネタと言うより、これ以上色々事を書くと、私の仕事に影響するからです。<div>これ以上書くと、「鋳造がやれてしまう」事も有るので、一時中断です。</div><div>「結局ネタがないんじゃないか?」と言われてしまいそうですが。</div><div><br /></div>ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-60361029186133555352008-11-16T15:55:00.002+09:002008-11-16T16:16:04.756+09:00久しぶりにUPしました。11月6日~8日まで行われた、「ダイカスト会議、展示会」に行ってきました。<div>ダイカストメーカー、周辺装置メーカーが油性離型剤塗布装置を展示していましたが!!実際使えるのだろうか??</div><div>私の知る中では、少量塗布が出来ないため、1ショット当たりの離型剤金額が高額になるため、やめる所が多い中、ホントに使えるのだろうか??</div><div>まー、離型剤の金額計算で「高い」「安い」と言ってる所が多いのだが!</div><div>前にも書きましたが、廃液処理費、金型クラック修正費、機械清掃時間短縮など、メリットが</div><div>沢山有るのだが、目先の離型剤費用のみで、話しを語られる事には残念に思います。</div><div><br /></div><div>離型剤塗布装置で、少量吹きを行えば行うほど、1ショット当たりの離型剤塗布量のばらつきが出てきますし、塗布する金型の場所でも出量がばらつく現象が出てきます。</div><div>又、霧状にすれば良いわけでは無く、油性離型剤を金型に乗せる事は難しい物です。2年後は、半数以上のメーカーが油性スプレー装置を展示していないでしょう!</div><div>多分!</div>ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-71157629158093493182008-08-31T23:31:00.002+09:002008-08-31T23:52:03.551+09:00油性離型剤を始める時油性離型剤を使って鋳造を始める時は、前に何回も書きましたが、「少量塗布」と言う事を前提にしないとダメです。油性離型剤は「高価」で有る事も以前書きましたが、だいたい1㍑4000円から2000円の幅で販売されていると思います。1cc 4円~2円と言う事になりますが、1ショットあたり2ccとすると8円~4円の離型剤コストが発生すると言う事です。<br />今の世の中で、鋳造費が安くなる一方で、離型剤にコストがかけれない時代です。<br />油性離型剤の量は、1cc以下(125㌧~250㌧クラス)で行わないと多分値段が合ってこないと思うのだが!たくさん塗布しているところが多いですね。<br />少量塗布は、スプレーシステムから選択しないと出来ませんね。<br />スプレーシステムに少量吹き付けられる機能が無いことには、なかなか難しいです。<br />離型剤にかかるコストですが、廃液処理であり金型クラック修正費の事を考えると意外と8円、10円でも「安い」と言う結果が出たりして!!<br />廃液処理も、金型からの水漏れで有り、冷却ホースが抜けた事を知らないで鋳造を続ければ、漏れた水が廃液になりますが、カプラー等でしっかり抜けない様な工夫も必要かと思います。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-28935894056896991742008-08-22T10:34:00.002+09:002008-08-22T10:46:01.219+09:00金型の表面処理金型の表面処理に付いては、現状色々な物が有り、カタログ値であり営業マンの説明であり、色々聞いて試して見ましたが、結果は??あまり良く解らない。<br />ダイカストメーカーによっては、高価な表面処理を行っている会社も有りますが、私自身の経験値で言えば、金型の溶損の進行が遅れる程度かな!くらいです。<br />油性離型剤を使う場合、金型のクラック発生に付いては良くなる事は以前にも書きましたが、<br />溶損等に付いては、ゲート速度が非常に関係してくると考えます。<br />(製品によっては、ゲート断面積が取れない物も有りますが)<br />油性離型剤を使って鋳造する物に関しては、普通の白層が形成しにくい表面処理で良いと考えます。<br />射抜きピン等に関しては、場所によりそれなりのコーティングで有るとか、表面処理を行えば良いと考えます。言い方を変えれば、油性離型剤を使用する事により、金型の表面処理を1ランク、2ランク落とせる事が言えます。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-90003199869715047392008-08-09T05:30:00.002+09:002008-08-09T05:43:26.175+09:00油性離型剤の危機やはり、高いですねー油性離型剤は。<br />1リットル4000円から2000円程度ですか。<br />私がやっているスプレーシステムは、少量吹きが得意で、<br />油性離型剤に適した「霧」を作る事が出来るシステムですが、<br />他社のシステムを導入されている所は、離型剤が高価な事で<br />断念される所が有ります。<br />しかし、離型剤の購入費用だけで見られるといささか考えが浅い。<br />効果として!<br />1.廃液処理が無い<br />2.金型のクラックは発生が少ない<br />3.工場内の環境が良い<br />などなど!前にも書きましたが、「金額計算されていない部分」<br />金型のクラック修正など、1回やれば30万程度費用がかかるのに!<br />と思ったりしますが。<br />難しい物です。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-44288125702074307962008-08-03T00:39:00.003+09:002008-08-03T00:58:15.666+09:00久しぶりに鋳造やー!!久しぶりに鋳造をやりました。<br />暑い中をハンドスプレーと取り出しを行い、汗ビタビタでやりましたが、<br />昔(25年前)を思い出します。あの頃、ハンドスプレーの持つ手が腱鞘炎に<br />かかるほど吹いていました。「巨人の星」が最終回になって間もない時で、<br />左手で右手のひじを持って「手が手が」と言っていた時を思い出します。<br />最近はメタボリックの腹を手で触って「痩せなければ」と思っていた時に<br />鋳造をやった次第です。考えようによっては「体に良い??」<br />毎日やっている人には、言葉が悪いですが。しかし、いい汗かきました。<br />鋳造を自分の手で行うと、思い出す事が有るもので、油性離型剤を使って<br />鋳造すると、金型温度が上昇します。よって金型が熱膨張するわけで、<br />その熱膨張により、ガイドピンのかじりが発生します。<br />油性離型剤を使いこなしてくると、サイクルが早くなります。<br />早くなってトラブルが起きるのは、ガイドピンのかじり!!<br />固定型は、金型温度が上がりにくいのですが、油性を使うを、どんどん上昇します。<br />ガイドピンがかじって、金型が閉まらない事もたびたび有ります。<br />防止方法<br />特に有りませんが、ガイドピンを可動側に移す。(取り出し機の緩衝に注意)<br />ガイドピンのクリアランスを大きく取る。(固定、可動の目違いに注意)<br />その程度ですが、かじりが出たら、サンダーなどでガリガリ削るしか有りませんね!<br />3回ほどそれを行うと、後は順調に流れます。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-14490841872944681812008-07-27T14:52:00.001+09:002008-07-27T15:21:05.057+09:00工程変更油性離型剤を進める上で、水溶性離型剤から油性離型剤に変更する場合に<br />工程変更を求められる事が有る事です。<br />このブログで、工程変更のやり方などの説明は出来ません!<br />メーカーによりやり方や考え方が違う為、この場で「これだ!!」とは言えません。<br />前にも書きましたが、油性離型剤を使う上で、金型温度が上昇する為、<br />強度を必要とする製品に関しては、注意をする必要が有るでしょう。<br />既存の製品に対しては、冷却を追加したり、冷却水流量を多くしたりして<br />金型温度の上昇を防ぐ必要が有るし、サーモグラフィーなどで金型温度が何度まで<br />上昇するか?を確認して行く必要が有ります。<br />新製品に関しては、金型設計の段階から温度上昇部分を特定しなければならないので<br />困難と言えば困難ですが、今は流動解析なる物が有るので、これを使って特定するのと<br />人の感も取り入れて金型をまず製作する事から始めでしょう。<br />金型温度が上昇すると思われる部分に、とにかく冷却を入れる。<br />温度が上がらなければ、冷却水を止めればよいのだから。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-85575976005971666042008-07-25T23:33:00.003+09:002008-07-25T23:51:04.027+09:00量産品を油性離型剤で行うと!油性離型剤を使って鋳造すると「金型クラックの発生が遅くなります。」<br />5000ショットで出ていた物が、200000ショット程度まで金型が持ちますから<br />一つの部品を大量生産する所で、自社製品で有る所では、金型の更新費用が低減されます。<br />金型面数を水溶性離型剤を使っていたときよりも少なく出来るからです。<br />金型更新面数を少なく出来るメリットは、<br />1,鋳造工場でのトライ回数が減る<br />2,トライをした製品寸法測定が減る(3次元測定など)<br />3,トライに携わる人の時間が減る<br /><br />金型修理、製品手直しに付いては。<br />4,金型メンテのクラック修正回数が減る<br />5,外に出すクラック修正回数が減る<br />6,社内の製品仕上げで有る製品のクラック修正も減る<br /><br />この部分は、あまり金額で計算している所が少なく、<br />主に、隠されてた目に見えない部分のお金です。<br />(実際、以前の会社はお金勘定が出来ていませんでした)<br />やってみると、思わぬメリットが出て来て、儲からない商品が<br />突然儲かる商品に変身する事も有ります。ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-23422336255886764722008-07-23T13:28:00.003+09:002008-07-23T13:52:02.563+09:00上海で!ダイカストの話でも、上海にいる事をお伝えしましたが、<br />ダイカスト工場の廃液処理で、一般の水溶性離型剤の出量と油性離型剤の出量とを<br />説明して、DVDで出量が映っている映像を見せて中国人の方のコメントは、<br />「すばらしい」「この様な装置を中国で販売したら、すぐに偽物ができて、売れなくなる」<br />中国と言う国の癖なのか?国民性なのか?偽物に対する事がすぐに出てきます。<br />私が偽物に関する回答をした訳ですが、「画像だけで見て、その部分の偽物はできるかも<br />わからないけど、ダイカストをしたときに製品ができるかどうか?多分できないと思う」<br />「なぜなら!金型の冷却方法、冷却水の問題等の知識が無ければ鋳造できないから」<br />「やれるもんならやってみな」と強気の回答をしたのですが、<br />ブログで、「ダイカストの話」「油性離型剤」の事を書いてきましたが、<br />装置を導入して、「やれますよ」と言う物ではないからです。<br />それなりのダイカストの知識、金型の知識がないと一歩踏み出せないのは事実です。<br />又、困っているかどうか?です。<br />排水処理の問題で困っているか?<br />金型のクラックの問題で困っているか?<br />鋳造品質の問題で困っているか?<br />困らなければ、進まない!排水処理をまだ垂れ流しで良い国で有れば、<br />垂れ流しの方がコストはかからないし、離型剤の量を少なくする考えも出てこないでしょう。<br />金型にクラックが出たら、安い給料の人を雇って取れば良い。<br />不良が出たら、その分多く鋳造すれば良い。<br />まだまだですね!!ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-91177056980678657022008-07-16T11:12:00.002+09:002008-07-16T11:50:48.422+09:00溶解温度を下げて鋳造すると!溶解温度を下げて鋳造すると、巣穴が減少しました。<br />温度を上げて鋳造した時よりも、下げて鋳造した物の方が<br />巣穴が減少する事が確認出来ました。なんで???<br />溶解温度を上げた方が、湯流れが良いはずなのですが、<br />まだ、その現象に付いては説明出来ません。<br />半溶解鋳造と言う方法が有りますが、それに近い状態に<br />なるのかな?<br />溶解温度を下げる事で、多少の製品焼き付きは緩和される様です。<br />製品肉厚部により、変わってくるとは思いますが。<br />サイクルタイムが速く出来る!<br />ビスケット、分流子ランナー部が、早く固まる為その早く金型を<br />開く事が出来ます。<br />溶解温度を下げて、鋳造を行うとき、良く品質を確認してから<br />行ってください。<br />スリーブ充填率が20%を切る様な製品ですと、良い結果が出ないかも?ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7833468630506701437.post-77392203618033671042008-07-14T11:06:00.003+09:002008-07-14T11:20:17.106+09:00溶解温度油性離型剤を使って鋳造した場合、溶解温度を低く設定出来る。<br />この事は、金型冷却が完全で無い時、金型温度を下げたい思いが有り<br />やって見ました。 (鋳造する製品にもよりますが)<br />最高はADC-12で590℃の温度で出来ましたが、ラドルの中で固まってしまい<br />連続鋳造が出来ませんでした。<br />610℃~620℃が連続鋳造出来る限界点かな?<br />しかし、ラドルはセラミック製の物を使用しないと、610℃~620℃でも<br />固まる可能性が有ります。現状がセラミックスリーブを使用して連続生産してますが。<br />溶解温度を下げると、ガス代が安くなる???<br />そんな話しが以前から「うわさ話し」の様に有りましたが、実際は?<br />反射炉を使って溶解しているダイカストメーカーがほとんどだと思いますが、<br />反射炉は、溶解室と保持室に分かれており、610℃に溶解温度を下げても<br />溶解するバナーの熱量がそんなに下がらない。<br />保持室にしても多少の熱量は下がると思うが、期待するほどの省エネが<br />出来なかった。<br />何が良いか!と言うと、ダイカスト工場の作業環境が、すこし良くなるかな?<br />反射炉の保持室のレンガの保ちが良くなるかな?ですね!<br />溶解温度を下げて鋳造すると鋳造品はどうなるか?<br />次回!!ダイカストの話しhttp://www.blogger.com/profile/09623699138670614756noreply@blogger.com0